業務用ガラス容器に取りつけられている固定器具の役割

飲食店では醤油や酒を大量に使用しています。一般家庭なら1リットル程度の容量でも、2か月以上は容量を保ったままになるでしょう。しかし、レストランや食堂では毎日大勢の方に料理を提供するため、10リットル以上の容量で仕入れないといけません。業務用というスタイルで購入をされており、基本的にはガラス容器に入って手に入れられています。

ここではその業務用ガラス容器に備わっている固定器具の概要と、役割について解説をしましょう。まず、醤油であれば必ず濃い色のガラス容器に入っているのポイントです。これは太陽光線による品質の劣化を防ぐやめです。酒だと透明のガラス容器ですが、焼酎だと醤油と同じく黒や焦げた色のガラスです。

業務用ではどちらにも、金属でできた固定具は取りつけられています。一体、どんな役割をしているのでしょうか。その答えは、気密性を高めるロックです。先端にゴム栓が付いていて、フタの役割をしています。

そのままフタをしても隙間がまだあるので、時間がたてば酸化を促してしまうわけです。酸化は食材の天敵であり、業務用で大量に購入した調味料を短期間でダメにしてしまう恐れもあります。そこで酸化を防ぐために、金属で固定をして気密性を高めたわけです。現在では業務用ガラス容器の標準装備となっており、円錐形から角形・瓶まであらゆるアイテムで目にできます。

個人でも食材を保存する際に役立つので、購入してみるといいでしょう。